ミニマムな暮らしを実践中、ゆるミニマリストaiです。
師走に入りましたね。新年を新たな気持ちで迎えるべく、掃除や整理を始められた方も多いのではないでしょうか。一年分の疲労が蓄積していると「物が多くて片付けられない」「その気にならない」「断捨離したいものはたくさんあるけれど、腰が重い」と感じる方もいらっしゃると思います。
私もどちらかと言えば、そんな気持ちです。年末ということもあり疲れも溜まっていますし…それでもミニマムな暮らしに心地よさを感じ始めてきた頃なので、重い腰をあげていろんなものを断捨離しました。
断捨離をすることで得られる不思議なこと
数カ月かけてかなりの物を断捨離をしました。日常の風景の一部となっていた引き出しの中の『ごちゃごちゃした雑貨や本』(ほとんど夫のもの、夫に許可を得て断捨離)、アルバム、掃除のときに手間のかかる家具、必要以上に置いていた食器などを処分しました。
断捨離から逃れた「選抜された物たち」をリズムよく片付けていくと、空っぽになったクローゼットが一つ生まれました。空になったクローゼットを見て、ふとこんなことが頭に浮かんだのです。
爽快感
みなさんは、こんな動画に惹かれたことありませんか?
- 整理整頓動画
- 大食い動画
- 料理動画
- ダイエット前と後の比較動画
- 早送り動画
人気動画に共通しているのは、始まりと終わりで「減っている」ものがあること…。
- 「断捨離」家の中の不要な物がどんどん部屋の外に出され部屋に空間が生まれる瞬間。
- 「大食い動画」山盛りだった食べ物が減っていき、お皿の底が見えてくる瞬間。
- 「料理」一週間分の料理をタッパーにわけていったり、買った材料がどんどん冷蔵庫にキレイに整理される様…。
- 「ダイエット」明らかな体重減が人を惹きつけます。
- 「早送り動画」ものすごいスピードで風景が変化していくのを見ているとストレスも一緒に流れていくような気がしませんか?
断捨離はゴールではなくスタートするための準備期間
ミニマリストもある種、そういった爽快感に魅せられた人たちではないでしょうか。ミニマムな暮らしは、けしてゴールではなく『スタート』です。軽やかに走り出すための準備段階。
でも、目的が定まらず苦しんでいる方もいます。かつて私もそうでした。自分が何を求めているのか、どこに向かいたいのか、夢や目標がハッキリしませんでした。
断捨離したことで、夢や目標が徐々に見えてきます。すぐに見えなくても、気づかないうちに自分のなかで「やりたいこと」が見えてくるかもしれません。
物が減れば思考が変わる
断捨離をして目の前から物がどんどん減っていくと、頭の中の「もやもやしたもの」が少しづつ晴れていく感覚がありました。言葉にするのは難しいですが、断捨離したあとの景色が頭の中とリンクしているような…。
また、荷物を捨てるという行為は、想像以上に労力を使うので気軽に物を買わない(物を増やさない)ようにもなり無駄使いも減ります。
部屋に空間が生まれると、心にも余裕が生まれます。 断捨離をして得たことは、自分の見ている景色は「心の内」なのだとが付きました。手放さないと見えない景色とはこういうことだったのかと…。
断捨離を始めるきっかけは何でもいいと思います。ストレス発散で始めた断捨離が、途中で思考が変わります。これは本当にそうです。ぜひ体感していただきたいと心の底から思っています。
断捨離で自分と向き合う
自分と向き合う方法がわからない方は、今はなにも考えず目に入った場所から物を減らしてみることをおすすめします。 スタートダッシュをすると早々に息が切れてしまうので、まずはいつも使っている机の上からはじめてみませんか?
リモコンやコップ、雑誌など置きっぱなしになっているものをいったんすべて片付けて物が何も乗っていない机をながめて爽快感を感じてみてください。 あなたの人生の新しいスタートラインが見えてきますから。
▽断捨離後、空っぽになったクローゼット