年末も押し迫ってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。大掃除は終わりが見えてきましたか?家族の人数が多いと年末の大掃除も大変です。人数分の物がありますし、勝手に処分もできないですよね。
捨てることがかえってストレスになるなら無理に断捨離しなくてもいいと思いますが、「減らしたいけど断捨離ができない」方におすすめしたい思考があります。
『1in1out』、1つ買ったら1つ手放すという考え。
断捨離は「捨てる=物」の印象が強いですが、私は『1つの考えを取り入れて、捨てられなかった物を1つ手放す』という意味で使っています。(このブログのメソッドです。)
「断捨離できない」「物を手放せない」方でも、断捨離できそうかも?と思っていただける「1in1out」思考を今回はご紹介したいと思います。
新しい思考を取り入れて物を手放してみませんか?
誰でも断捨離できる1in1out思考
本来の「1in1out」は「1つ買ったら1つ手放す」という意味です。そうして自分の持っているものを把握するところからミニマムな暮らしがスタートします。自分にルールを作っておくと、物は決めた数以上増えません。
問題はそのルールが家族に通用するのか、です。
物が捨てられない人の特徴
物が捨てられない理由のいちばんは「愛着」ではないでしょうか。私には「愛着」をもつような物やグッズが幼い頃からなく、必要なければ躊躇なく手放せるほうです。(冷たく聞こえるかもしれませんね…)
物に愛着をもてる方がうらやましくもありますが、物を手放すと不安に感じたり罪悪感を持ってしまう場合は「物」そのものより他に理由があるのではないでしょうか。
手放せない理由や不安の原因に気づくことができれば、必要か必要でないかの取捨選択も早くなります。
誰でもできる断捨離のコツ
「家族が物を捨てない」場合、これからお伝えすることをぜひ試してみてください。
手放す理由から伝える
私の夫は物を捨てられない、管理できないタイプなので物を処分しようとすると抵抗します。必要か必要でないかは本人以外わかりません。勝手に処分することもできません。
そんな数年を過ごして気づいたのが「物を手放す理由や状況を伝えてから本人に判断させる」と案外処分する確率が上がるということ。
たとえば、
掃除をしない夫に「物を手放さないなら、そのスペースの掃除はあなたに任せます」と伝えると、最初こそ掃除をしていましたが自分でも面倒だと思ったのか「処分します」と伝えてきました。
自分の所有物を管理しない夫には「物が増えれば、それだけ管理も面倒になる」物を持ち続けた場合の不便さを体感してもらったことが良かったみたいです。
自分の断捨離を見せる
自分が断捨離をしている姿を家族に見せるのも効果的です。引き出しやクローゼットの中のものを全部いっかい部屋に出してみて、一つ一つ片付ける姿を見せます。
小さいスペースだと断捨離しているのか、整理しなおしているのか家族にはわからないので、おおがかりな「何か」をしているんだと気づかせることがポイントです。
置くスペースを固定する
夫と私のクローゼットは別々です。「あなたの持ち物のスペースはココのみ」と決めることで、決められたスペースの中で「何を残して残さないか」の取捨選択の訓練ができるようになります。
私の大掛かりな断捨離(45Lのゴミ袋が12個誕生!?)に影響されたのか?徐々に夫も取捨選択ができるようになり、物がずいぶん減りました。物であふれていたクローゼットもいまでは余白がうまれています。
服を減らしたことで、ハンガーラックもスッキリしました。取捨選択し多くの物を手放した景色はとてもすばらしいですね。
断捨離前は、右下収納ケースの横に収納ボックスが3つありました。整理整頓したことで全部処分できました。)衣類の三段収納ケース(右下)は、いずれ処分する予定です。
コツさえつかめたら家族みんなで物は手放せる
ずっと引っかかっていた物を一つでも手放せることができたら、必ず断捨離は加速します。取捨選択もどんどん早く上手にできます。
きっかけだけなんです。きっかけさえ見つけられたら誰でも簡単に物は手放せますし、日常の小さな取捨選択というストレスも同時に手放せます。
物を減らしたあとの爽快感をあなたにも感じていただきたいと思います。
まだ間に合います。清々しい気持ちで新年を迎えてくださいね。