【自分が嫌いな人へ】自己否定を終わらせるたった1つの行動。 

あなたを変えるたった一つの行動 悩み
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「自分のことが嫌い」な人はどのくらいいるでしょうか。「顔が嫌い」「スタイルが嫌」など外見を理由にあげる人もいれば、内面的な部分を否定する人もいるでしょう。

どれだけ「ポジティブ」になろうとしても、気持ちや思考だけではなかなかむずかしいですよね。

でも、一つだけ自分否定を止められる方法があるんです。キーワードは「丁寧」です。行動一つ一つを「丁寧」にするだけで自分のことを少しだけ好きになれるんです。

「えっ?たったそれだけ?」と思われるかもしれませんが、それだけでOKなんです。

今回はその理由について掘り下げてみたいと思います。

自分を好きになるには「丁寧」を意識するだけ

自分を好きになれる行動

自分を好きになるには丁寧に行動するだけでOK。

自分を嫌いな人、自己否定する人は頭の回転が速いのではないでしょうか。瞬時に自分の弱いところに気づき嫌いな理由を見つけます。

そうさせないためには、頭の回転(いわゆる脳の回転)をゆるめてあげればOK。

丁寧に行動して得られるメリット

一つ一つの行動に対して「丁寧さ」を意識することで行動がいつもよりゆっくりになり、ゆっくり行動することで自律神経を安定させます。

  • 素早く行動する人:交換神経が優位
  • ゆっくり行動する人:副交感神経が優位

ヨガや瞑想、座禅などの呼吸法も、自律神経を調整するための行動なんです。

どこまで丁寧にすればいい?

あなたの手の届く範囲でかまいません。

  • テレビのリモコンを取るときにゆっくり手を伸ばしてみる。
  • 引き出しや扉を閉める時の速度を緩めてみる。
  • 片手でできることを両手をつかってやってみる。(扉の開け閉めなど)

本当に身の回りの小さな行動だけで最初はかまいませんので、「丁寧さ」を意識してチャレンジしてみてください。

どんなときに「丁寧」を意識すればいい?

リラックス

副交感神経を優位にする簡単な方法。

相手がいる場合は「ゆっくり話す」を意識してみてください。自分に対しては「急ぎでないことを後回しにしない」ことです。

「ゆっくり話す」と会話に集中できますし、相手の話を聞こうとする傾聴力も自然と身につきます。相手の体験したことは、新しい知識につながることもあるので傾聴力を身に付けることは今後の人生においてもメリットはあります。

「急ぎでないことを後回しにしない」とは、掃除や整理整頓です。大人になると誰からも「やれ」とは言われないし、怒られることもありません。

でも、「後回しにした自分」を否定する自分が必ず現れます。目の前の気になることをその時に終わらせることで、驚くほど自己肯定感があがるのでおすすめです。

その時に忘れてほしいのが「自分、何やってんだ」と行動を否定すること。感情は二の次にしてまずは目の前の行動に集中すること。

集中できないとき、私は心の中で「(扉を)ゆっくり開ける、ゆっくり閉める」と自分の行動を言葉にするようにしていました。これ、なかなか効果ありますのでお試しあれ!

私は低い位置の引き出しなど足で閉めるくせがありましたが、きちんと手で閉めるように意識しています。

気持ちだけでは思考を止めることはできない

ネガティブは思考をかえるだけでは解決しない

ネガティブをなくせるのは行動だけ。

HSP気質の私の経験上、思考だけでは自己否定を止めることはできません。「自分を好きになる方法」「ポジティブになれる方法」などの自己啓発本をたくさん読みましたが、48歳の現在もけして自分を好きではありません。

未来を悲観的にとらえ、不安しかない。「ネガティブ」という思考のクセがついてしまっている以上どうしようもない、と半ばあきらめていたんですが、自分の生きている速度を落とそうと考え始めた時から私のなかの「なにか」が変わってきました。

50歳を迎える直前、今になってやっと「なんで私、急いでいるんだろう」と生き急いでいる自分に気が付きました。

今のままのあなたでOK

年齢を重ねた今、あなたに言えることは「ネガティブなあなたのままでOK」ということ。気持ちや思考は今のままでかまいません、愚痴っても泣いてもかまいません。

ただ、行動だけ「丁寧に、ゆっくり」を意識する。これだけでいいんです。

他人と比べなくてもいい

学校や職場、運動神経の良い人、勉強のできる人、仕事の成果を上げられる人..どんなときも「自分よりできる人」は必ず現れます。

憧れを持つ人もいるでしょう。相手が目標になるのはOK。でも、自分を否定する理由となる人は自分と比べるのをやめてください。

他人と比べなくても、あなたはあなたで唯一無二です。仕事や勉強ができるから「すごい」わけではない。自分の人生を自分らしく歩いて行けるあなたを目指してください。

失敗は自分を弱みを知ることができる貴重な機会

私はよく仕事で凡ミスをします。仕事の詰めが甘いのもありますが、ミスが自分の原因でないケースもありました。

たとえば、教えてもらっていないことで結果お客さんに迷惑をかける⇒原因を調べるとある設定がされていなかった⇒先輩は知っていたが引き継いでもらっていなかった。

(昔からそういう「不運の引き」が強いタイプ。)

現場対応は私だったので「私が悪かったんだ。私が想定して先輩に聞いておくべきだった。」と自分で自分をものすごく責めました。

今思えば、想定外のことを想定することなんてできないですよね。引き継がなかった先輩が悪い!(笑)

そんな経験から、自分は後輩にきちんと引き継ごうと決めました。後輩の知らないところの失敗は自分の責任。これも失敗から得られた「気づき」ですよね。

こんな人に近づかない

人と距離を取る

自分を傷つける人には近づかない。

30代の頃勤めていた仕事は出張が多く、人との出会いもたくさんありました。それと同時に「こんな人には近づかないほうがいい」ということをわかってきた時期でもありました。

マウントをとってくる人

絶対に避けた方が良いです。あなたにメリットはありませんし、マウントをとってくる人にあなたが傷つけられる筋合いもないのです。

断捨離すべき人でもあります。

あなたをなめてくる人

私の後輩にいました。後輩には私を含めて二人先輩がいたんですが、三人で合う時、後輩は必ず約束した時間より先に待っています。

私と二人だけで会う時は、ほぼ遅れてきていました。当時は何とも思っていませんでしたが、約束をドタキャンされることが続いたとき「私はなめられているのだ」と気づいたんです。

相手に大切にされていない、と感じたら距離をとることをおすすめします。なめてくる人を大切にする理由はありません。

あなたを大切にしてくれる人を大切にしてくださいね。

あなたを都合よく扱う人

たとえば、彼氏と会うまでのつなぎとしてあなたと会う友人いませんか?彼氏ができたら彼氏優先になる人いませんか?

あなたの方と先に約束をしていたのに、彼氏ができたら100%彼氏優先になる友人。悪いこととは言いませんし、気持ちもわかります。

でも、少しでもモヤモヤが残るなら、こういう友人とも距離をとるべきだと思います。

新しい自分を1in、昨日までの自分を1out

自分を変えようともがいた20代~30代。気持ちや思考だけではすぐ元のネガティブな自分に戻ります。

40代に突入し冷静に自分の世界が見えてくると、自分へのアプローチが間違っていることに気が付きました。

「丁寧」を意識してからです。「丁寧」な行動をすれば自分自身も「丁寧に扱う」ことができるようになってきたのです。

ぜひ、あなたもまずは目の前の行動一つ一つに「丁寧」を意識してみてください。小さな行動がやがて大きな変化となり自分に戻ってきますから。

それまで楽しみに待っていてくださいね。

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